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漢方医学療法 研究の歴史

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卵巣腫瘍・卵巣がん・卵巣癌治療の知識と情報

卵巣腫瘍・卵巣がん・卵巣癌における漢方医学療法

漢方医学療法研究会は漢方医学療法が、がん闘病者の治療の福音になればと研究を重ねてきました。
漢方医学療法の作用の一部を闘病者の声として頂いており、声の中から重要度の高い項目に関しての資料をご用意しました。
当研究会の研究成果や実績については「漢方医学療法のがん治療研究における成果」をご覧ください。

医療相談

卵巣がん(卵巣癌)進行がんとなった3期、4期(末期)の卵巣がん(卵巣癌)では次の様な転移や症状が見られます。
腹膜播種転移、横隔膜から胸腔内に拡がる場合も見られます。
リンパ節転移、腹部、骨盤内、胸部、頸部にまで拡がります。
骨盤内他臓器転移、骨盤腔を越え進展、腹腔外へ進展、肝臓転移、腹水や胸水が溜まった場合は息切れがします。

卵巣がん(卵巣癌)治療に不安や行き詰まりを感じたり、化学療法(抗がん剤治療)の副作用の軽減、全身状態の改善、QOL(生活の質)の向上、延命、治癒を目指す卵巣がん(卵巣癌)の治療法を検討されている方。
お問い合わせをお考えの方はまず「漢方医学療法を始めるにあたって」をご覧ください。

西洋医学との併用、あるいは西洋医学以外のアプローチ方法もございますので、卵巣がん(卵巣癌)治療無料相談よりお問合せ下さい。

卵巣腫瘍・卵巣がん(卵巣癌)とは

子宮にはその左右に卵巣という臓器がついており、これらに発生する癌を卵巣癌と言います。
卵巣は骨盤内臓器であるために腫瘍が発生しても初期の段階では自覚症状に乏しいため、卵巣癌がある程度腫大するとか、腹水が貯留するなど癌が蔓延してから、初めて自覚的な症状が出る為に早期発見のしにくい癌です。

また、発見される半数以上が進行癌(Ⅲ期、Ⅳ期)と診断されている悪性腫瘍で、女性性器悪性腫瘍のなかで5年生存率がおよそ20%~30%と最も死亡数の多い疾患です。

卵巣には細胞分裂が盛んな様々な細胞が存在するため多種類の腫瘍が存在します。
またクルーケンベルグ腫瘍(胃癌や結腸癌が由来)のような転移性卵巣癌も含まれます。
そして、卵巣癌と良性の卵巣腫瘍との鑑別は難しく、手術で摘出・検査してから初めて癌と診断される場合も多くあります。

【卵巣腫瘍・卵巣がんのリスク因子(原因)】
初潮が早い・閉経が遅い・月経前症候群・月経不順・不妊症・妊娠・出産経験がない・流産
・卵巣機能不全・遺伝・欧米食(高脂肪食)・乳製品の過剰摂取・肥満・高血圧・糖尿病・たばこ・睡眠時間・乳癌や消化器系のがんの手術を受けた方等が考えられます。

【卵巣腫瘍・卵巣がんの予防】
大豆製品(イソフラボン)、低用量ピルですが低用量ピルは、子宮頸がんの発症リスクを高めます。また、静脈血栓症の発症リスクを高めます。

「がん知識と情報」の発がんと予防については、「発がん(癌)の原因はなにか?」 「親電子性物質は、環境ストレスを高める発癌物質です」 「がん(癌)のイニシエーター 慢性炎症」 「DNAメチル化異常による発がん」 「がん予防(一次予防・二次予防)」参照

【卵巣腫瘍・卵巣がんの症状】
卵巣がんの初期症状は
、卵巣が腫れたとき時におきる症状です。
・腹部の膨満感がある、もしくは腹部の周囲サイズが大きくなった。
・骨盤、または腹部の痛みがある。
・食事が進まない、またはすぐに満腹感を覚える。
・トイレが近い。もしくは排尿困難。
進行した卵巣がんの症状は、月経困難症、性器出血や腹水がたまり初期症状をもっと顕著に感じる症状です。

【卵巣腫瘍の分類と悪性度の分類】
卵巣腫瘍の起源細胞別分類
・表層上皮性・間質性腫瘍
卵巣を覆う表層上皮細胞や卵巣間質細胞が腫瘍化した。
・性索間質性腫瘍
卵胞または黄体に由来する腫瘍
・胚細胞腫瘍
卵子に由来する腫瘍

上記の細胞を悪性度分類する

・良性腫瘍
:病理学的に悪性所見を持たない腫瘍のことです。
・境界悪性腫瘍
:低悪性度の癌細胞です。
・悪性腫瘍
:表層上皮性、間質性腫瘍の悪性腫瘍を卵巣癌ということが多い。


表層上皮性・間質性腫瘍:表層上皮が腫瘍化する際はミュラー管から発生する卵管、子宮の細胞に類似することが多い。
卵管に類似する場合は漿液を分泌する漿液性嚢胞腫瘍、子宮頚管腺に類似する場合は粘液を分泌する粘液性嚢胞腫瘍、非妊娠時の子宮内膜に類似する場合は類内膜腫瘍、妊娠時子宮内膜に類似する場合は明細胞腫瘍となる。
分化度によって漿液性嚢胞腺腫漿液性嚢胞腫瘍漿液性嚢胞腺癌と末語が変化していく。

漿液性嚢胞腺癌
:腫瘍が小さいうちから腹膜播種が起こりやすいく、早期に症状が出現します
が、早期発見しても進行が速く、予後は極めて悪い。
卵巣癌で最も頻度が多いのはこの漿液性嚢胞腺癌です。
粘液性嚢胞腺癌
:転移しにくく症状も出現しにくい為、発見時は巨大になっていることが多い。
進行は極めて遅く、巨大な割には病期が進んでなく、予後が良好です。
明細胞癌
:子宮内膜症との関連が報告されている癌で、化学療法が効かない癌です。
日本はピルの普及が低いことから、明細胞癌が多い傾向があります。
類内膜腺癌
:予後は良好な癌です。





・腺癌線維腫(上記の各型)・腺肉腫・中胚葉性混合腫瘍・[ミューラー管混合腫瘍]
[癌肉腫]・悪性ブレンナー腫瘍・移行上皮癌・未分化癌


性索間質性腫瘍:良性腫瘍にもかかわらず胸水、腹水の貯留が認められるなどの症状が顕在化しやすいため、早期発見が期待できます。
そして、腫瘍を摘出すると速やかに消失します。

悪性腫瘍:・線維肉腫 ・セルトリ・間質細胞腫瘍(低分化型)

胚細胞腫瘍:10代後半から30代の女性で発生し、殆どは無症状ですが時に茎捻転を起こし急性腹症となります。
ほとんどが良性腫瘍ですが、35歳以上では1~2%の確率で悪性転化します(ほとんどが扁平上皮癌となる)。
悪性転化すると極めて悪性であるため、良性腫瘍のうちに片側付属器切除術 or 卵巣腫瘍核出術を行います。

悪性腫瘍:未分化胚細胞種・卵黄嚢腫瘍[内胚葉洞腫瘍]・胎芽性癌[胎児性癌]
・多胎芽腫・絨毛癌・悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫・未熟奇形腫(G3)


その他
クルーケンベルグ腫瘍:胃癌の印環細胞癌が転移するのが典型的で、通常両側卵巣にリンパ行性に転移します。非常に予後が悪く、治療内容にかかわらず約90%が1年以内に死亡します。

・癌腫・肉腫・悪性リンパ腫(原発性)・二次性[転移性]腫瘍

卵巣腫瘍・卵巣がん(卵巣癌)の検査と診断

卵巣がんが疑われた場合:先ず、がんの可能性が高いかどうか、がんである場合、どの程度広がっているかを調べるための検査をします。

【卵巣がん(卵巣癌)の検査】
・問診
:症状のある場合に限られます。
下腹部の膨満感や腫瘤感がないかどうか、最近ウエストがきつくなってきて
いないか、下腹部に痛みはないか等です。
・内診、直腸診
:子宮や卵巣の状態を腟(ちつ)から指を入れて調べます。
また直腸やその周囲に異常がないかをお尻から指を入れて調べます。
・超音波検査
:卵巣腫瘍の性状を見たり、腫瘍と周囲の臓器との位置関係や別の臓器や
リンパ節への転移の有無を調べたりします。
・CT・ MRI検査
:転移や周辺臓器へのがんの広がりを調べます。
・生化学検査
:おもに腫瘍が産生する蛋白質(腫瘍マーカー)やホルモンなどの定量を行い
ます。
これは採血検査によって、血清中に増加した腫瘍由来と考えられる物質を
測定します。

卵巣がん由来の腫瘍マーカー
CA125,CA19-9, CEA,AFP, LDH, CA72-4, TPA, STNなどがあります。
またホルモンとしてはエストロゲン、アンドロゲン、甲状腺ホルモン、HCGなどが測定されます。

【卵巣がん(卵巣癌)の診断】
卵巣がんは、良性の卵巣腫瘍との鑑別が難しく、手術をして採取した組織を顕微鏡で調べる病理検査を行うことで診断が確定します。

卵巣がん(卵巣癌)の病期(ステージ)分類

卵巣がんは表層上皮性、間質性の悪性腫瘍を意味しますが(狭義の卵巣がん)、胚細胞性の悪性腫瘍や転移性の悪性腫瘍、絨毛がんも臨床的には予後も悪く、卵巣がんと同等に取り扱わなくてはなりません。

狭義の卵巣がんは上皮性腫瘍であることから、他の臓器に発生するがんと同様に、その進行の具合を表す臨床進行期分類が定められております。

また、卵巣がんは手術時に病理診断されることが多いため、この進行期は手術で摘出されたものを十分に検討した結果によって決定される術後進行期であります。

それに加え、病理診断によって得られたがんの病理組織型によって、治療の方法は決定されます。

【卵巣がん(卵巣癌)の病期】

Ⅰ期 がんが片側あるいは両側の卵巣だけにとどまっている状態 。
Ⅰa期 がんが片側の卵巣だけにある 。
Ⅰb期 がんが両側の卵巣にある。
Ⅰc期 がんが片側または両側の卵巣にある場合、がんにより被膜(外層)が破裂している場合、腹腔から採取した液体または腹膜を洗った洗浄液からがんが見つかった場合 。

Ⅱ期 がんが卵巣の周囲、つまり卵管、子宮、直腸、膀胱などの腹膜に進展している状態 。
Ⅱa期 がんは子宮または卵管(卵子が卵巣から子宮へと通過する細長い管)の両方またはどちらかに進展 。
Ⅱb期 がんは骨盤の中にあるその他の臓器にまで広がっている。
Ⅱc期 がんは子宮、卵管、骨盤内の別の臓器に広がっており、腹腔から採取した液体または腹膜を洗った洗浄液からがんが見つかった場合 。

Ⅲ期 がんが上腹部、または後腹膜リンパ節あるいは鼠径(そけい)リンパ節に転移している状態 。
Ⅲa期 がんは肉眼的には骨盤内にとどまっているが、がん細胞が骨盤外の腹膜に広がっている(顕微鏡だけで診断可能)。
Ⅲb期 がんが骨盤外に広がっているが、その大きさは直径2cm未満 。
Ⅲc期 がんが骨盤外に広がっていて、その大きさは直径2cm以上、または後腹膜あるいは鼠径リンパ節に広がっている。

Ⅳ期 がんが遠隔部位に転移しているか、あるいは肝臓実質に転移している。

がん治療の知識と情報の「がん(癌)診断と病期(ステージ)診断に行われる検査の種類と内容」参照

卵巣がん(卵巣癌)の治療をはじめるにあたり

卵巣がん (卵巣癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 最終的な治療方法を患者さんが主体となって決定する時代になりつつあります。

卵巣がん (卵巣癌)の治療をはじめるにあたり「がん(癌)治療の知識と情報」に詳しくまとめましたので参考にしてください。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンドオピニオンを求めることが必要な時代になってきました。

詳しくは「インフォームドコンセント」と「セカンドオピニオン」をご覧下さい。

がん治療の知識と情報の「がん治療法を選択するに際してのアドバイス」を是非参照ください。

卵巣がん(卵巣癌)の治療

卵巣がん(卵巣癌)の手術療法
卵巣がんが疑われたときには、確定診断、すなわち進行期と病理診断をつけるために開腹手術を行います。
そして手術によって病変のある卵巣、もしくは明らかな転移巣などを切除して、病理診断を手術中に施行します。
これを迅速病理診断といいます。
仮に腫瘍が良性であった場合には、腫瘍の切除によって病気は取り除くことが可能ですから、それで手術は終了となります。
がんと診断された場合には、次の手術術式が選択されます。

1.根治手術(完全手術):子宮、卵巣全摘術+大網切除術+後腹膜リンパ節郭清術 。
2.不完全手術:可能な限り腫瘍を切除する手術。
3.試験開腹術:確定診断を決定するのみで終了する手術。

病期が決定され、腫瘍を摘出しきれない場合は、術前に腫瘍を減量する目的で先に化学療法を行うネオアジュバント療法も用いられます。

腫瘍が肉眼的に完全に切除可能である判断された場合には、(1)の根治手術が施行されますが、完全切除が不可能な場合には、主治医が(2)もしくは(3)の手術を行なうことを手術中に決定します。

この判断はむずかしいことがありますが、摘出できないで残存する腫瘍の大きさを1㎝以下にすることにより、統計学上明らかに予後を良くし得るということがわかっています。

若い女性の方で、その後の妊娠、出産を希望する場合には、がんの発生した卵巣を切除し、反対側の卵巣の一部を病理検査して転移のないことを確認した上で、子宮と調べた卵巣を温存する手術を行います。
しかしこの妊孕(にんよう)性(せい)(妊娠のしやすさ)を残す手術を施行することが許されているのは、手術後進行期でIa期のみであります。

卵巣がん(卵巣癌)の化学療法
巣癌は化学療法が奏効する腫瘍です。
一般に進行癌の割合が高く、早期癌でもしばしば再発することから、多くの症例が化学療法の対象となります。

化学療法の目的とその施行時期別に分類しました。

初回化学療法:治療成績の向上を目的として行う化学療法です。
術前化学療法:初回手術に先立って、または試験開腹後に根治手術完遂率の向上などを目的として行う化学療法
維持化学療法:寛解後に長期生存を目的として行う化学療法
二次化学療法:再発時や初回化学療法に抵抗を示した場合に行う化学療法

卵巣癌に対する標準的化学療法はタキサン製剤とプラチナ製剤の併用療法で、代表的なものとしてパクリタキセル(T)とカルボプラチン(C)の併用療法(TC 療法)です。

パクリタキセルやカルボプラチンには過敏性反応(hypersensitivity reaction;HSR)があるため、前投薬処置が必要です。

副作用対策(支持療法)としては、化学療法の有害事象に対応するものと卵巣癌の症状に対応するものとに分けられる。
卵巣癌化学療法を実施するときは、必要な場合に支持療法を行う。

過敏性反応対策、)消化器症状対策、骨髄抑制対策、

卵巣がんと診断され、手術を施行された場合、Ia期を除いてはすべて術後の化学療法の対象となります。
その種類は、根治手術後に再発防止の目的で行われる補助化学療法、不完全手術後に、病気の確認できない状態にもっていくための寛解導入化学療法があります。
これらの化学療法では第一選択薬(TC療法)が使用され、後者では効果が十分得られた場合、再度手術を施行することも少なくありません。

それ以外の化学療法としては、再発卵巣がんに対する化学療法がありますが、再発するまでの期間が半年以内の場合には、第一選択薬が耐性となったと判断され、異なった第二選択薬が使用されますが、半年以上経過している場合には第一選択薬が再度使用されます。

強力な化学療法に対する副作用対策

強力な化学療法を行えば当然副作用も強く、白血球の減少による感染症、血小板の減少による出血などがおこりやすくなります。
白血球や赤血球、血小板などが低下することを骨髄毒性(骨髄抑制)といいます。

骨髄抑制により身の回りを清潔に保ちウイルスや細菌などの感染を予防する必要があります。また免疫の低下により帯状疱疹もできやすく、しかも悪化しやすくなります。

治療中は規則正しい生活を送り、免疫力を維持すること、および骨髄抑制からできるだけ早く回復するよう心がけが必要となります。

癌(がん)の何が生命を脅かすのか

癌(がん)関連遺伝子(癌遺伝子と癌抑制遺伝子)という遺伝子群の遺伝子の変異(2個~10個)が遺伝子産物(変異タンパク質)を産生します。

遺伝子産物(変異タンパク質)は生体の生命維持に重大な支障を与え、多臓器不全や身体の衰弱を招きます。
遺伝子産物(変異タンパク質)こそ癌(がん)が生命を脅かす元なのです。

がん細胞が産生する遺伝子産物(変異タンパク質)の生体に対する影響

がん化した細胞の種類や発生した部位により産生される物質も異なり、がんの病態や悪性度が規定されます。

また、同じ腫瘍内にあるがん細胞でも、クローン増殖(転写)するがん細胞の増殖スピードが早く、悪性度が高い、そして同じ腫瘍内に多くのクローンが混在していると考えられます。
抗癌剤等の薬剤治療により、クローンが死滅しても別のクローンが特別な物質(薬剤耐久性遺伝子産物(薬剤治療が効かなくなる))を産生し、薬剤や免疫(免疫回避機構)に依る治療等からすり抜ける術を獲得します。

がん細胞が産生する遺伝子産物(変異タンパク質)は細胞内に産生される物質と細胞外へ産生される物質があり、細胞内にはシグナル伝達関連タンパク質、細胞外には増殖因子、癌胎児性タンパク質(CEA、AFP)、酵素、ホルモン、サイトカイン等です。

この様な事に依り、がん細胞が無知秩序で抑制不能な細胞増殖や転移、がん細胞のアポトーシス抑制(がん細胞の不死化)やがん周囲の血管新生等の能力を獲得します。

生体に対しては、全身の代謝異常、消化器機能障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)、炎症誘導、発熱、悪液質(食欲低下、体重減少)、高カルシウム血症等、腫瘍随伴症候群と呼ばれる癌(がん)が産生した物質が血流に入って体内を循環する事で起こる症候群、特に病期(ステージ)の進んだ末期癌に多く見られます。

癌(がん)を克服するには次の様なことが行われなければなりません

「抗炎症」「変異物質の抑制」「免疫細胞の活性」「癌細胞の死滅」「血液の改善」「クローン阻止」「活性酸素の消去」「代謝異常の改善」等を総合的に行わなければ癌(がん)克服の道筋は見えないのです。

漢方医学療法は、これら問題に対し学術的に裏付けられる療法なのです。
漢方医学療法に関心がある方は卵巣がん(卵巣癌)治療の無料相談よりお問い合わせ下さい。